まず患者様のご症状をおうかがいし、治療・施術内容をご説明の上、治療を開始します。

体の中の特につらい部位、痛みの強い部位に鍼・灸を使った治療を行います。（必要によっては鍼に電気ﾊﾟﾙｽを通すこともあります。）

その後、あらかじめ独自に厳選した全身の経穴(ツボ)をもとに、その方の症状にあうツボや手技を選択しつつ、それぞれのツボの状態に合わせて鍼やお灸による施術をしていきます。

特に痛めている部位・疾患に関連するツボには、より効果が期待できる手技・施術を行います。

施術後、特に症状の強かった部位などへの効果を確認し、必要であれば追加の施術を行います。

その場でよりお楽に感じていただけるように、また、症状の早期改善や治療効果の持続をはかります。

患者様のお困りのご症状をおうかがいします。

次に、漢方（東洋）伝統医学に基づいた、診察（望診・聞診・問診・切診）によって心身の状態を把握し治療・施術内容を決定していきます。

漢方（東洋）伝統医学的見地に基づく『気』を調整する施術を、左右の手首の脈やその他の全身状態を何度も確かめながら、銀やステンレスといった素材のはりや数種のお灸を使い分け、繊細な施術を繰り返します。

（『本来の気』が不足してしまっている所には気を補い、過剰に気があふれ過ぎた所へはその増え過ぎた『良くない気』を抜いていきます。）

※『本来の気』：身体の活動をつかさどる重要な臓器や、その活動が正常に行えるためのエネルギー のような概念。”正気”ともいう。漢方医学（東洋医学）での基本的な考えかたです。

『良くない気』:外的や内的なストレス等、何らかの要因によって、本来の気が正常範囲を超えてしまい、あふれかえっている状態。そのため、心身のバランスが乱れたり、病気となってあらわれる。”邪気”ともいう。

 漢方(東洋)医学的見地に基づき、全身（五臓六腑）の気のバランスを調えます。

その後、あらかじめ厳選した全身の経穴(ツボ)をもとに気の流れを良くし、より効果的な回復を促します。